Dreamland Manor - Savage Circus [アルバム感想]
2005年。ドイツ/スウェーデン混成のパワーメタルバンドの1st。
Blind Guardianのドラマーであるトーメン・スタッシュが、
「昔のドラマチックなパワー・メタルやりたい!」と脱退し、
同士を集めて結成したバンドです。
重厚なコーラスと共にぶっ飛ばす様は、正に往年のBlind Guardian。
個人的には彼らの5thあたりに一番イメージ近いですかね。
近年のBlind Guardianが今いちピンとこなかった人には、
確かにスカッとするほどのガーディアン節ですよ。うん。
ただねぇ。これをBlind Guardian側がやらなかった理由もわからなくはないんですよ。
だって、あまりにもまんまじゃないですか。これ。
これをやったら、バンドとして全く変化がないというか、
成長していないととらえられてもしょうがないですもの。
いくらトーメンがやりたい!って言ったってねぇ。こればかりは仕方ない気が。
そして曲のメロディラインというか魅力ははっきりいって、
個人的ですけど、3rd~4thの頃のBlind Guardianの方が上。
元々Blind Guardianってのは曲の構成がうまいわけじゃなく、
どちらかっていうと強引でとっちらかった曲構成の中に、ギターソロやクワイヤに
アイリッシュ風味の煽情力の高いメロディが乗るというのがポイントでしたが、
このバンドは曲のとっちらかったとこまで継承してやがります。
そこまで似せなくても良いのに。もっときちんと作れるだろうに。
しかし、病気のせいで辞めたトーメンの代わりのドラマーが、
あのマイク・テラーノってあなた、本気ですかいなw。
何か問題ありそうな人で怖いんだけどなぁ。
まぁ腕は確かなので、アルバム作成はよい仕事してることを願いますけど。
まぁ今年あたりになんかアルバム作ろうとしているみたいですし、
どうなるか、ちょっとだけ期待して待ってみますか。
曲のメロディがBlind Guardianを超えたら、このバンドは本物になります。
まぁ私はこの1stレベルでも、許してしまいますけどw。
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