Riders of the Plague - The Absence [アルバム感想]
2007年。アメリカはフロリダのメロデスバンドの2nd。
最近はアメリカからも、普通にメロデスのバンドが出てきますよね。
メタルコアでもそうですが、欧州っぽいメロディセンスを普通に使いこなしたりしてますもんね。
このバンドもそういう内の一つです。フロリダなのにねぇ。時代は変わったねぇ。
印象は、Arch EnemyとChildren of Bodomを足して2で割ったような感じですね。
ツインギターの流暢さは、明らかにアモット兄弟の影響を受けているように思いますが、
それにしても、なかなかのテクニシャンと見受けました。
その印象的なギターのリフやソロを中心に、あるときはバランスよく、
あるときは猪突猛進に突き進む様は正にメロデスの教科書です。
最初怒涛の演奏と共に、「ギャーーーー!」から始まる#1はいいですね。
このくらい潔いと、逆にこちらもニヤニヤしてしまうってもんです。
TestamentのInto the Pitは不覚にもテンションあがってしまいました。
オリジナルに忠実で、しかもデス風にアグレッションを上げた、いい出来のカバーだと思います。
しかしながら、この曲が結局一番テンション上がってるようでは、
アルバム自体の完成度は、本当はまだまだってことなのでしょうね。
でも、Arch Enemyタイプのデスメタルが好きな人であれば、
このアルバムは十分楽しめることでしょう。良盤ですよ。
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