Lunar Strain / Subterranean - In Flames [アルバム感想]
1994年。スウェーデンのメロデスバンド1st,ミニのカップリング。
今はリマスタリングしたものが別々にあるみたいなので、そちらを。
やっぱり1stだけあって、音質もちょっと今いちだし、
盛り上げるところでも、パワー不足みたいのがあるわけですよ。
今この曲もう一度やり直したら、もうちょっと全体的によくなるんだろうなぁみたいな。
でも、個人的にはこれこそIn Flames。
やっぱメロデスは多少荒削りで、唐突さがなくてはいけません。
女性ボーカルも入れてみたり、今ではあまり感じないフォーキーさがあったりして、
いろいろ模索しているような感じがするところもいい感じ。
それが、みんな哀愁のメロディを元にB級臭さで構成されているんだから、
好きな人にはたまらないわけですよ。
そして、このアルバムといえばやっぱり11. Stand Ablaze。
一部、曲自体とは別のところで評価されてたようなきらいがありますが、
やっぱ個人的には誰が何と言おうと、メロデスを代表する名曲なわけですよ。
この哀愁と唐突さと劇的さこそ、メロデス、そしてHMだと思います。
もし私が格闘技の選手だったら、入場曲はこれかも、みたいな。
In Flamesは善し悪しは別にして、ここから着実に変化・成長を続けてきたバンド。
これは各アルバムを順番に聴いていけば明確で、
ここまで継続的に変わり続けているバンドも珍しいのではないかと思います。
というわけで、好きな人にはどのアルバムも必聴であり、
そして、どのアルバムが自分に一番あっているかというテイスティング的なことも
楽しめてしまうバンドだったりします。ちなみに私は2nd。あれは自分史の中でも超名盤。
コメント 0