Hugo - Hugo [アルバム感想]
- アーティスト: ヒューゴ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/02/23
- メディア: CD
1997年。アメリカのメロディアスHR。ソロアルバムとしては1st。
どう聴いてもJourneyです。本当にありがとうございました。
曲もモロJourney風味のAOR路線だし、
声質もスティーブ・ペリーとよく似てるし、
それでもって、全く差別化しようとしてる気配も無いし。
まぁそれだけこういう曲が好きだってことでしょうけどね。
普通だったら「じゃあJourney聴け」で終わっちゃうんだけど、
そう片付けるには、アルバムの曲の出来が結構いいんですよこれ。
いわゆる産業ロックが好きな人は、とても楽しめるのではないでしょうか。
ちなみにこのアルバム、この時期アメリカでは全く相手にされてなくて、
イギリスまで出向いて契約し、レコーディングしたとのこと。
その時に大きく関わったのがゲイリー・ヒューズであり、
演奏は、Tenのメンバーが担当していたりします。
言われてみれば確かに若干そんな雰囲気がないでもないですね。
そんなバックホーンに想いを馳せながら聴いていると、
そんなことを感じさせない晴れやかな曲なのに、ホロリときてしまったり。
いい音楽は、いつの時代に聴いてもいいものだけど、
時代の流れによっては日の目をみない場合もあって、
こうやってリリースされるまでに、いろんな人の多大な努力が払われたかと思うとね。
いいよねぇ。うれしいよねぇ。
まぁとにかくJourney、Foreigner、Survivor等好きな人は、是非。
捨て曲もなく、この手のアルバムでは名盤ではないかと思います。
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