Maniacal Renderings - Jon Oliva's Pain [アルバム感想]
2006年。Savatageの中心人物であるジョン・オリヴァのソロプロジェクト第2弾。
初期~中期のSavatage最大の特徴が、
このジョン・オリヴァさんの演劇がかったダミ声ボーカルであり、
これが耳に合うかどうかが、好き嫌いを決める最大の要因だったりするのだけど、
やっぱ普通、こういう声はちょっと違うと思うのでしょうか。
私個人的には、後任だったザッカリー君よりも、
むしろこの人の歌が、声が好きだったりします。
この声だからこそ、Guttar BulletやBelieveで感動できるのですよ。
凄いコエジカラなのですよ。味付け濃いのですよ。
まぁ確かにアクの強さや、くどさを嫌だっていう理由もわかりますし、
それはそれで正論で、仕方ないと思いますけど。
さて、個人的にSavatageをプログレメタルだと感じたことは一度もなかったのですが、
(正直、どこかでその記述を見るまでは思いつきもしなかった。)
このアルバムを聞くと、多少その理由がわかる気がします。
つーか、やっぱこの人の曲はオペラっぽさがベースなんですよ。
アルバム自体、「うるせぇQueen」って感じですし。
まぁ、それイコールSavatageじゃないのか、って気もするけど、
むしろさっさとSavatage名義のアルバム出してよって感じですけど、
やっぱり好きなものはいいのです。
アレンジは平凡だし、これといった押しの強い曲もないですが、
あのSavatageが好きな人には十分楽しめるアルバムだと思います。
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