Electrify - Paradox [アルバム感想]
2008年。ドイツ発、スラッシュメタルバンドの4th。
Overkillとかと人脈的に関係あるみたいですね。
割と評判が良かったので指定買い。バンド自体初体験です。
何というか、非常に独自性を持ってるバンドですね。
曲のリフ使いは確かにスラッシュ以外の何者でもないんですが、
ちょっとダークでメランコリックなメロディは、
スラッシュというカテゴリに入れるには、ちょっと独特なんですよね。
この手のバンドで、ヴォーカルがちゃんと歌ってるのは最近珍しいですからね。
スラッシュと言うよりは、パワーメタルの方がイメージ近いでしょうか。
ジャケットの怪しいサイバーパンク風味のイラストもイメージ造りに一役かってます。
曲はドラマチックかつダイナミック。
疾走感溢れるスラッシーなリフの中に、
明確に存在する叙情性の高いメロディーのヴォーカルは、
頭を振りながらガッツポーズをとるには十分すぎます。
いやー熱いアルバムですねこれ。
PoltergeistのNothing Lasts Foreverとか思い出したけど、
普通そっちの方が知らないですよねぇw。
同郷のRageとかDestructionが部分的に近いといえば近いですかね。
確かに、欧州でしか出せない雰囲気のバンドです。
スラッシュメタル好きにも、パワーメタル好きにも、
是非聴いて頂きたい良質アルバムです。
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