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Epitaph, Vols. 3-4 - King Crimson [アルバム感想]


エピタフ Vol.1-Vol.4(紙ジャケット仕様)

エピタフ Vol.1-Vol.4(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: キング・クリムゾン
  • 出版社/メーカー: WHDエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD



いやー今は1~4まで全てセットなんですね。お買い得ですね。
1997年リリースアルバムなのですが、内容は1969年時点での、
ライブ盤やスタジオ・セッションをまとめた、要するにセッション物です。
私はちなみに3-4しか持っていません。なぜだろう。

やっぱりね。King Crimsonは凄いですよ。
このアルバムを聴いて嫌でも再確認されられました。
あの伝説ともいえる名アルバム、In the Court of the Crimson Kingも、
間違いなくあの時代においては異常な程先進的な音楽なのでしょうが、
それがセッションにおいては、より鮮明に表現されているんですよね。

そもそも、一般的には、あの「21世紀の精神異常者」の、
最初の引きずるようなリフのメロディが一番有名なのでしょうか、
個人的に見てこの曲の凄いところは、中盤から終盤にかけての、
アバンギャルドかつアナーキーな即興的演奏であるわけでして。

それが正に即興で行われ、嫌というほど強調されたこのEpitaphというアルバムは、
「21世紀の精神異常者」「クリムゾン・キングの宮殿」といった曲においては、
必聴といいますか、何といいますか、King Crimsonが何かというより、
その凄みを知りたければ、まずこれを聴け!といってしまいたいぐらいの勢いです。
いやーこの演奏は凄いですよ。マジで。
しかも恐るべきは、これが1969年に行われていたってところですね。
今聴いても全く遜色ない。このテンションは凄い。少し分けて欲しいぐらい。

ただ、他の曲に関しましては、あまりにも凄すぎてついていけないレベルです。
前衛的といいますか、これただのノイズじゃね?とか思われるのまであり、
現場にいればまた違うのでしょうが、こうやって家でオーディオで聴いていると、
ちょっと突き放されたような感覚になってしまったり、ね。
私には素面ではきついです。すいません。

というわけで、アルバムIn the Court of the Crimson Kingを聴いて、
少しでも気に入ったならば、迷わず買うレベルのアルバムだと思います。
「21世紀の精神異常者」「クリムゾン・キングの宮殿」の即興演奏を聴けるだけで、
このアルバムを購入する価値はある、と思います。
いやーやっぱ凄いんですね。この人たち。

タグ:Rock King Crimson
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