Manifesto - Deadlock [アルバム感想]
2008年。ドイツのメロデスバンドの4th。男女Vo構成の6人組。
Children of Bodomの仲間として片付けるには、
やってる音楽の目標到達点が多分違うので、同じにはしたくない。
音の作りとしては、最近のDark Tranquillityが一番近いかな。
個人的には、1stの頃のEbony Tearsが一番近親かなぁ。
音と音楽の質は、こちらの方が高いように感じるけど。
Evanescenceを思わせるような女性Voの物悲しいメロディ。
これをただ何も考えずサビに挿入しているわけではなく、
それを引き立てるように雄猛ぶ男性デスVoと、
それを支える演奏隊の、スピード感とヘビィネス溢れる確かな技術と構成力が、
このアルバムをその辺のデスメタルから遥か上のレベルへ引っ張りあげている。
それが5曲目でずっこけることになろうとは思わなんだ。ラップて!
おかげさまで後半はいまいちしっくりこねーんだよなぁ。
多才すぎて、いろんなことやりすぎちゃったきらいはある。
前半の勢いで全部突っ走ってくれれば超名盤だったのに。
でも、デスパートとクリーンパートの対比が好きな人には、
聴いて損は絶対しないアルバムだと思う。
もっと皆に認知されていいバンドだと思います。うん。
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