The Joshua Tree - U2 [アルバム感想]
1987年。アイルランドの国民的社会派ロックバンドの5th。
正直、個人的にこれは名盤にしようかどうか悩む。
いや、ロック史はもとより音楽史に残るような名盤なのはわかってるんだけど、
頭の3曲が良すぎて、以降の曲の印象が薄すぎなんだよなぁ。
アルバムとしての完成度として、どう評価すべきかってことなんですよ。
でも頭3曲のレベルが全部続いたりしちゃったら、
そりゃもうかなうもんない超絶天然記念物アルバムになってしまいますが。
今回改めて聴きなおしてみても、やっぱり頭3曲は群を抜いている。
なんなんだろう。この寂寥感と同居する優しさというか安心感というか。
ボーカルの説得力なんでしょうかね。やっぱり。
この頭3曲は、アルバム単位というより、ロック史でも群を抜いていたりするので、
未聴の方はぜひ聴くように。決して後悔はしない筈。
まぁWith or without youは、ドラマの主題歌にもなったりしてるので、
聴いたことない人はそんなにいないと思いますけどね。あーこれかーみたいな。
間違いなく、私の音楽的嗜好に影響を及ぼしたであろう一枚。
頭の3曲を聴くたび、80年代後半当時の空気が辺りによみがえってくる。
2009-01-12 22:13
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