Eponymous - R.E.M. [アルバム感想]
1990年。アメリカはジョージア州のロックバンドの初期ベスト版。
ロックの殿堂にも入るような有名バンドですけど、非常に独特。
彼らの曲は不思議な魅力に満ちていて、今でも思い出したように聴く。
明るい曲調でも、何かメロディが物憂げで不安定に聴こえたり、
寂しく暗い曲調でも、どことなく優しさが感じられるんだけど、
でもその優しさはちょっと皮肉げに感じられたり。
音がアコースティック風味が強いのも、その一因かな。
そんな不思議な感じはこのベスト版でも存分に味わうことができる。
つーかこのアルバムは当時のR.E.M総括としては、
かなり選曲がいい感じだと個人的には思ってる。
オルタナのはしりだと今では言われているみたいだけど、
当時聴いてたときにはそんなこと思ってなかったなぁ。
どっちかというとCrowded Houseとか、その系統だと思ってた。
言われてみればそう感じなくもないので、Pearl Jamとかはもちろん、
NirvanaやAlice in Chainsなんかが好きな人も…いけるかなぁ?
ぼけーっとしたいときに聴きたいアルバムですね。良盤。
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