Jazz - Queen [アルバム感想]
1977年。言わずと知れたイギリスのHRバンドの7枚目。
HRでいいんだろうか。まぁいいや。
そりゃあ代表作は「オペラ座の夜」になっちゃうんだろうが、
個人的イメージとしてのQueenを体現する一枚を選ぶとするとこれ。
一歩間違えればコミックバンドになりそうな大仰な楽曲は、
大好きなBicycle Raceに代表される正にQueenスタイル。
乱れ飛ぶあの特徴的なコーラスとギターのオーヴァータブ。
曲があまりにも突拍子もなく、バラエティーに飛びすぎて、
多分当時はついてこれない人もいたんじゃないかなぁ。
こんな曲普通作れないよ、と驚愕する人もいれば、
何だこりゃふざけてんのか、と立腹する人もいるだろうけど、
でも根底にある音楽的な懐の深さはだれも否定できないだろう。
Queenの何が凄いかと訊かれたら、教えるのはこのアルバムだろうなぁ。
一言でいうと、バンドというよりはエンターティナーなんだよな。
というわけで名盤。
まぁ初めに何枚か薦めて、気に入ってもらえたところで、かな。
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