ケツノポリス4 - ケツメイシ [アルバム感想]
2005年。日本のヒップホップ/J-Popバンドの4th。
なぜか4thだけ持ってる私。
まぁ、以下はHR/HM好きからの視点ということで、適当に流してください。
割と周りに好きな人たちが多く、車内やカラオケで聴いたりしてるわけです。
で、そういう好んで聴いてる人たちって、よくよく訊いてみると、
どうやら別にラップパートの部分が好きなわけじゃないんですね。
ケツメイシの大きな特徴の一つだと思ってたんですが、
ラップ部分カラオケで歌えないとか、よく知らないとか平気で言ってる。
つまり、彼らは実際にはあまりラップ自体には魅力を感じてないわけで、
結局キャッチーなサビの部分に惹かれているわけですよ。
でも、多分彼らの曲にはレゲエやラップの要素が必須であって、
これがないと魅力半減で、ここまで売れてないと考えられるわけです。
これって、つまりはラウド系界隈で言うと、ニューメタルやメタルコア、
スクリーモが売れた理由と同じような感覚だと思うんです。
彼らのグロウルやスクリームが、ケツメイシのラップ部分と同様で、
メロディが少ない箇所で、ストレスというか、溜めというか、
そんな構成にすることにより、よりキャッチーな部分を強調するみたいな。
じゃあケツメイシ聴いてるような人たちが、メタルコア受け入れらるかといったら、
Linkin ParkやDisturbedあたりならともかく、メタルコアなんて全滅だと思うんですよ。
ケツメイシの曲を聴いてて思ったのは、曲として振り幅が狭いんですね。
いわゆるストレス部分でも、なんとなく心地よく、逆に言えば存在だけ、って感じ。
別の曲とこの部分だけ入れ替えても構わないような希薄なゾーン。
まぁでもこれが、だからこそ邪魔にならず、日本で多くの人に受け入れられている原因なのかなぁと。
まぁこの一枚で判断していいのかどうかわかりませんが、そう思いました。
ええとアルバム自体は、別段嫌いなわけじゃないんですけど、
Linkin ParkやDisturbedあたりならともかく、
あんまり好んで聴く音楽ではありませんですね。すいません。
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